風信子だより

ここでは、仙台東教会が毎月発行している「風信子(ひやしんす)だより」を掲載しています。牧師や教会員の方の記事を中心にした月報です。

2019年01月27日 ( 日 ) 佐藤将之兄追悼号

 
風信子便(ヒヤシンスだよ)り  2019年1月号
佐藤將之兄追悼号 
  ~140~ 仙台東教会月報
     佐藤將之さんの思い出         横山義正
 佐藤將之さんとの出会い 私が東北学院高校を卒業し東北大医学部に入学したのは、昭和三三年(一九五八年)の四月だった。たまたま懇意にしてた生物担当教諭の本間先生から「東北学院大を目指してる後輩の後藤栄司君の面倒を見てくれないか」と家庭教師の打診があった。その後引き続いて、彼の同級生で東北大経済を目指していた佐藤將之君の面倒を依頼された。当時、私は二十人町教会で教会学校の教師をしていたこともあって喜んで引き受けた。翌年彼らはそれぞれ、東北学院大学に入学した。
 同級のトリオ 彼らに仙台高校から入学してきた浅倉愼一君を加え三人がそろって、二十人町教会に通うようになった。三人の求道者が出現した。学院大の初年度はカリキュラムがゆるいせいか、三人とも教会に入り浸り、当時併設されていた五城保育園にも顔を出した。炊事のおばちゃんに頼んで、園児の昼食を試食していたらしい。やがて保育園の行事に、教会学校行事への協力へトリオで参加するようになっていった。また彼らを取り巻く学院大の後輩たち、渡辺慶一君、高橋力雄君、堀内宣昭君、鈴木安蔵君らも教会学校の教師として育って行った。七つ森、馬放島海洋道場、桂島等での夏の教会学校修養会においては幼稚科、小学科、中学科の生徒の安全を守るため彼らの協力がなければ開催できなかった。
五城保育園について その後將之さんは柴田泰牧師から洗礼を授けられた。やがて五城保育園(五城福祉会)の理事に選出された。將之さんは、徳陽相互銀行に入社したので経理に詳しく、その指摘は的確だった。また、事業の監査にも詳しかったので五城保育園の会計理事として施設運営に入ってもらった。彼は社会福祉法人五城福祉会の運営については、施設の職員たちに施設経営と法人の運営の区別を理解させるのに

大分苦労したらしい。加えて社会福祉法人法が改正され、ガバナンス(統制)が厳しく改正され、理事会・評議員会などの組織づくりなど大変な努力を押しつけてしまった。
終わりに 彼はかつて「僕には心臓に数本のステント(血管拡張チューブ)が入っている」と話したことがあった。心不全で呼吸困難を来すことがあるのは、知っているが、彼の言うことに甘えて、できるだけ頑張ってほしいとしか言うしかなかった。身体的には心肺機能低下の弱点を持ちながら、弱音を吐いたことはなく、使命感を最後まで全うされたのは信頼している神さまの使命を全うしたいとする彼の信仰のあかしというべきでしょう。                  
     

佐藤將之兄        中井利洋
 2007年に仙台東教会の赴任させていただきましたが、その時の招聘委員長が佐藤將之さんでした。前年に、いわゆる「お見合い説教」で来仙したとき、こまごまとしたお世話をしていただきました。教会、牧師館はもとより五城保育園まで案内してくださり、いろいろなお話をしたことを思い出します。それから12年。教会役員として、五城保育園の会計責任者として、五城福祉会の理事として頑張っていただきましたが、十数年前に大きな手術をされた厚生病院で、お連れ合いに見守られながら、2018年12月13日の午前11時55分、直接的な病名は心房細動によって天に召されました。1940年5月27日のお生まれでしたから、78歳でした。長い間、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
[バックナンバー]

佐藤将之兄追悼号
「第23回教区の集い」報告
ACC訪問団との交流
7月に行われた教区の行事について
キリスト教保育連盟夏期保育者セミナー 〜沢知恵さんの歌と話を聞く〜
「聖書を学ぶ会」創世記を読み終わって
キリスト教保育連盟東北支部総会・研修会
感話四題
2018年度牧会方針
世界祈祷日と3.11黙想と祈りの会

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